日本米粉クッキング協会とは?

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代表 大塚せつ子

私が米粉と出会ってから、約8年ほど経とうとしています。そのきっかけは、小麦アレルギーのお子様をもつお母様との出会いでした。

「他の子と同じように、サンドイッチやハンバーガーを食べさせてあげたい」

そんな、ささやかなお母さんの願いは当時は叶いませんでした。その後、しばらくして「米粉パン」が出始めても、小麦グルテンを使ってパンにしていたため、小麦アレルギーの子供たちは食べることができなかったのです。

そんな中から、私は小麦粉もグルテンも使わずに焼き上げる、お米100%のパンを作ることに成功しました。そして、真っ先に届けたのは小麦アレルギーの子供たちへでした。
小さな女の子が、嬉しそうに「わぁ~パンだぁ」と喜んでくれた笑顔が、今でも忘れられません。でも、最初は小麦アレルギーの子供たちのために開発した、グルテンフリーの米粉製品たちは、私たち日本人誰が食べてもおいしいじゃない!ということに、気が付きました。それは、日本のおいしいお米だからこそ、人工的な味をつけない「引き算のパンづくり」の基本を守ったからこそ、たどり着いた結果でした。そして、白神こだま酵母と米の相性の良さ。米の言い分をしっかり聞いてあげると、その答えをちゃんと出してくれるのです。

米粉は決して、小麦粉の代用品ではありません。そのため、米粉なにがしというグルテンや小麦粉を使った製品と区別すべく、「田んぼのパン」「田んぼのおやつ」「田んぼの麺」と、それぞれを名づけて、グルテンフリーで米本来のおいしい「新たな米の食文化」を、届けることが日本の食の未来につながると確信しています。

一人でも多くの皆様に、おいしい米粉でケーキを焼いていただきたい、パンを焼いていただきたい・パスタも作っていただきたい・・・・・etc
いつの日か、それが当たり前になる時代が来ることを心から願ってやみません。

小麦粉の食文化はメソポタミア時代から始まりました。米粉の食文化は、今・・・・始まったばかりなのです。謙虚に米粉の声に耳を傾けながら、米粉のメソポタミア時代を歩いていきたいと思います。

日本のおいしい米を、新たな米の食文化に変えて・・・その技術とおいしさを、お届けします。

プロフィール

一般社団法人日本米粉クッキング協会代表理事 大塚 せつ子

  • 一般社団法人日本米粉クッキング協会代表理事
  • 株式会社ライステラス代表取締役
  • サラ米粉クッキング広尾スタジオ主宰
  • 白神こだま酵母技術アドバイザー
  • 米粉製品新技術アドバイザー
  • 秋田県食品専門アドバイザー
  • サラパン教室主宰
  • 料理研究家

家庭で焼いていたパンが口コミで広がり、1995年に国産小麦と天然酵母パンの店『サラ・ブレッドハウス』を開業。1999年に白神こだま酵母と出会い、以来白神こだま酵母のパン作りの第一人者として、白神こだま酵母の製パン技術を全国に広める。添加物など一切使わずに、自然の恵みだけで焼く「引き算のパン作り」を確立する。各マスコミの取材により、白神こだま酵母の魅力に惹かれる多くの方々からの要望を受け、2002年渋谷に於いて白神こだま酵母パン教室を開講、2008年はノングルテンの米粉パンなど不可能を可能とした技術を開発し、新たな米の食文化を伝える「米粉専科」を開講し、全国に米粉の魅力を広く伝える。又、日本の食の自給率を上げるためにも、日本の田んぼを守り米食中心の食卓を取り戻すために「新たな米の食文化」を推進することが不可欠とし、2013年4月日本米粉クッキング協会・サラ米粉クッキング広尾スタジオを設立。2014年5月株式会社ライステラスを設立し、代表取締役に就任。日本米粉クッキング協会の全面プロデュースにより鎌倉市にRice Terraceかまくらをオープン。NHK・TBS・読売新聞・朝日新聞などを始め広く取材を受ける。