前々から、グルテンフリー食についてお話してきましたが、よく誤解されていることを書きました。

メディアで発信していることと、栄養学(科学)的な根拠はけっこう違います。

グルテンフリーはそもそもダイエット・健康法ではない

まず、グルテンのおさらいです。

グルテンは小麦などに含まれる、たんぱく質のことです。

パンやケーキなど、小麦粉を使った料理に使われているので、私たちも日常で口にしていることが多いです。

海外ではこのグルテン(が入った食品)に対して、体が過敏に反応してしまう人が多くいて、それが不調の原因になっているということがわかりました。

そこで登場した治療法が、グルテンを食べない「グルテンフリー食」なのです。

よく「グルテンフリー・ダイエット」という言葉も耳にするので、痩せることを目的としたダイエット法と誤解する人も多いのですが、本来は違います。

また、モデルの方などが不調改善のために取り入れているので、健康法の一つと思っている人も多いですが、個人的な効果の違いはあっても、科学的な根拠はないのです。

本来は病気(セリアック病やグルテン不耐症)を治すための食事法

先ほどもお話したように、欧米でグルテンフリーが広がったのは、グルテンを口にすると不調を起こす「セリアック病」などの治療法がきっかけです。

他にも、グルテンを食べると小腸の中で炎症を起こしてしまう「グルテン過敏症」「グルテン不耐症」などがあります。

どれも症状は似ていて、グルテンを食べることで、腹痛、便秘、下痢、偏頭痛、貧血、栄養不足、疲労、抑うつ症状、更年期障害などが起こります。

グルテンが原因で上記のような症状が出ている人が「グルテンフリー食」を取り入れることで、小腸の中の炎症が抑えられて、改善につながると言われています。

体の不調が気になるならグルテンを3週間抜いてみる

これまでの話を聞くと「私の不調もグルテンが原因かしら?」と思う方もいると思います。

でも実は、日本では上記のような病気の確定診断の方法もなく、治療対象としている病院が少ないのです。

そこでおすすめなのが、3週間を目安にグルテンフリー食を試して、体調の変化を見てみることです。

グルテンフリー食とは、小麦粉製品をやめてみて、米粉パンや米粉パスタに変えてみたりすることです。

もし、今まで悩んでいた症状がそれで改善されれば、グルテンが原因だったとわかります。

日本にはグルテンフリー食品を購入できる場所はまだまだ少ないですから、そんな時に、サラ・グルテンフリー広尾教室でグルテンフリー料理のレッスンを受けるのがおすすめです。


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